Antiquity in my Closet

我が子と近所に保存してある機関車をみていたら、幼少の頃父に買ってもらった鉄道模型を思い出し、40過ぎから模型工作を始めてみました。「鉄ちゃん」のイメージから、なんとなく家族には言えず、押入れの中にひっそりと・・・幼少のころ父とみた古の機関車の記憶。

D51 146号機の工作‐②(KATO D51リニューアルモデルから)

D51標準型をD51 146にすべく作業を本当に少しだけ進めました。
昨日は主に市販パーツの取付です。

D51146 ディテールアップ-1

D51 146は典型的な北海道型のD51。しかし開放型のキャブです。
まずはそのキャブ周辺から。
旋回窓を運転席側のみに取付。タブレットキャッチャーの取付、バタフライスクリーンの取付と、北海道型D51の定番のパーツを取り付けていきました。

f:id:Antiquity-Closet:20190829213607j:plain

D51146 ディテールアップ-3

 旋回窓を付けただけで雰囲気が出ます。これらは全て銀河モデル製です。ナンバープレートはD51352のものが付いていましたが、一旦外しました。D51 146のナンバープレートはレボリューションファクトリーの古いものでパーツがありましたので入手しています。これは一番最後に取り付け予定です。

 それと、正面側です。
北海道型蒸気におなじみの副灯。それと標識灯。あとはドーム前手すり。これら全て銀河モデルのパーツを取付です。ピンバイスで穴あけして足を差込み、接着剤で留めます。

D51146 ディテールアップ-2

 今回の加工の最後は、回転火粉止(筒形)。このパーツは本当に今入手が難しいですよね。たまたまC57用パーツセットの中古品に入っている回転火粉止(銀河モデル)が入手できたので、若干大きい感じもしますがこれを取り付けました。回転火粉止は以前は銀河モデルから各種出ていたパーツですが、今はどこを探しても在庫が無いようです。再販売していただけないでしょうか。

D51146 ディテールアップ-5

D51146 ディテールアップ-6

 写真に撮ってみると、煙突煙突が斜めになっているような気がしてきました。いえ、気がするのではなくほんとに斜めですね。
多分前照灯のON-OFFのスイッチの継ぎ目が開いて斜めになっている感じです。
今度一回分解して修正してみます。これもあって安かったのでしょう。

 D51 146は上の写真の油ポンプ箱がランボードの上にあります。それと、給油管が90度横向きについているようです。これも修正しようかと思いましたが、時間切れで今日はここまでです。

 次はこれのほか、D51 146の特徴ある配管類を真鍮線で作って取り付けていく予定です。上手くD51 146号機に仕上がるでしょうか?楽しみです。

 それにしても、私のゆかりの地、長万部の機関区に、今、場所は違えど良い状態で保存されている2台のD51(D51 320 と D51 146)が同時期に所属していた事はとても興味深いことです。