今回もキハ21の記事です。
今回は下回り・・・とはいっても床下の装置は弄っていませんが・・・です。
作業は、台車の交換から始めました。雄別鉄道のキハ49200Yと国鉄キハ21は台車が異なります。雄別鉄道のキハ49200Yは、TR29タイプの菱枠形台車です。対して国鉄のキハ21形は10系気動車と同じく枕バネにゴムブロックのDT19台車でした。乗り心地は悪かったようですね。
さて、雄別のキハから台車を外し、トミックスのキハ10形用のTR49形台車枠を付けました。鉄コレにはそのままトミックスのものは付きません。どうしたものかと考えていましたが、何となく現場合わせ的に、外径4.5㎜のプラパイプを写真のように薄く切り、ワッシャーのようなものを作り鉄コレに付いているピンのまま床板に嵌めました。
車輪は鉄コレのプラのものではなく、TOMIXの0654車輪に変えています。
良い感じに回ります。下の写真は交換後のTR49と交換前のTR29です。結構違いますね。
それから、カプラーなどを変更します。
カプラーはTOMIXのキハ22と連結するためTNカプラーとします。密自連形TNカプラーを使いました。また、TOMIX キハ20用のステップ付きのエアホースも併せて装着します。これはもう、またまた現場合わせ的にカットしたりしてエポキシボンドで貼り付けます。カットして削って、合せてみて・・・を繰り返しました。
トミックスのキハ22と並べてみました。エアホースが付くとそれらしくはなりますが、トミックスハイグレードと並べてはいけませんね。KATOの旧モデルよりは良いでしょうか。
そのようなことで下回りはOK。水タンクなども変えたいので、そのうちパーツ取りにキハ20を入手出来たらと考えています。
上物も少しだけ弄りました。
ライトです。ライトはWAVEのOP257 Hアイズ3から適当なサイズのものを選定して嵌め込みました。
それと、屋根の手すり2本を真鍮0.3mmで作り、穴あけ・取り付けました。雄別のキハ49200Y鉄コレにはこの表現がありません。TOMIXのキハ22にはあるのですが。鉄コレとの差でしょうか。
最後に、タブレットキャッチャーの保護網を乗務員扉に付けました。0.5㎜メッシュのエッチング板を入手し、それをカットして接着しました。函館区所属のキハ21、キハ22はこのタイプの保護網が乗務員扉についているものが多くいたようです。インターネットの写真で見かける函館区所属のキハ21/22には大抵ついていましたので、実車を参考に付けてみました。
そのような感じです。
窓はまだ付けていません。インレタを貼って、クリアを吹いてからです。
インレタはレボリューションファクトリーのキハ22用の函館区のものを使用する予定です。現在手配中なので、届いたらやります。
キハ21形、だんだん形になってきました。
過去のキハ21製作記事はこちら
antiquity-closet.hatenablog.com