79615。
40過ぎて蒸気機関車に再び惹かれた原因になった保存蒸気機関車です。子供たちとよく遊びにきました。15年くらい前はまだ2つあった前照灯。2つ目が今や片目になって痛々しい姿・・・の79615。
1924年川崎造船所兵庫工場で誕生した9600型の蒸気機関車です。追分、旭川、室蘭、ちょっとだけ海を渡り弘前、滝川、伊達紋別と転々とし、1967年から1973年まで倶知安に在籍した道内にゆかりの9600。1974年に廃車ののち、1975年からずっとこの場所でたくさんの子供たちを乗せています。
大正時代からの遺産の蒸気機関車79615。雪国の特徴の旋回窓には、改造前のレトロな窓の形もうっすらと残ります。
鉄道がまだアナログな機械だった当時の人間臭さが惹かれる理由なのかもしれません。