Antiquity in my Closet

我が子と近所に保存してある機関車をみていたら、幼少の頃父に買ってもらった鉄道模型を思い出し、40過ぎから模型工作を始めてみました。「鉄ちゃん」のイメージから、なんとなく家族には言えず、押入れの中にひっそりと・・・幼少のころ父とみた古の機関車の記憶。

2019-01-01から1年間の記事一覧

倶知安機関区ゆかりの転車台

我が町には古い転車台がある。 豪雪地帯と言われるだけあって、冬は雪深い町である我が町。今は使っていない転車台は雪に埋もれ、手摺などはところどころ雪害を受けている。こうした古い鉄道遺構はもう少し大事にされるべきと思うが、財政的にも人手的にも難…

D51 146号機の工作‐⑨(KATO D51リニューアルモデルから)

D51 146号機の加工続きです。今回はたいした加工はしていません。架線注意シールとテンダーのネズミ返しのゼブラ模様、テンダーの解放テコだけです。架線注意シールはレボリューションファクトリー、ゼブラ模様は自作です。テンダーの解放テコは真鍮線で自作…

D51 320号機のディテールアップ加工(KATO D51北海道形から) -1

D51 320号機のディテールをいくつか弄ってみました。以前の記事でも書いていますが、本D51 320号機は安平の道の駅に残る機の現役時代、長万部機関区所属の頃をモデルにしています。デフに点検蓋が付いているのはそのためです。 まずは、気になっていた前面の…

C11 171号機の軽加工(トラムウエイC11から)

先日のC62の軽加工に次いで、C11 171号機も少しだけ加工しました。些細なところなので、パッと見分かりません。。。 このC11 171号機はトラムウエイのものなので、煙室・ボイラー・火室部分がダイキャスト製です。そのため、ボディ部分へのパイピングが難し…

C62 2号機とC62 3号機の軽加工

ここ1年間、D51の加工ばかりしており、他の蒸気機関車は全く放置していました。先日、C62 2号機と、C62 3号機のナンバープレートを入手したので、それを含めていくつか加工しました。まずは、ナンバープレートです。下は加工後の写真です。 下は加工前の写真…

D51戦時型 (D51 1017)のディテールアップ工作-⑪

D51 1017号機、いわゆるD51戦時型のかまぼこドームの加工ですが、この加工記録もいよいよ11回目になりました。 今回はテンダーを主に加工しました。テンダー下配管とテンダー後部の加工、ATS車上子の取り付けです。配管は0.3mmの真鍮線で制作、また、テンダ…

D51 146号機の工作‐⑧(KATO D51リニューアルモデルから)

D51 146号機、先日ついに塗装を行いました。KATOのD51標準型から製作したD51 146号機蒸気機関車(現役時代)。仕上がりはこんな感じです。 ここで、D51 146号機 はどんな経歴の蒸気機関車だったのかを簡単に書きます。D51 146号機は、1938年日本車輛名古屋工…

D51 146号機の工作‐⑦(KATO D51リニューアルモデルから)

D51 146号機のディテールアップ、いよいよ近日中に塗装を行います。 先日、テンダーの加工を行いましたが、また少しテンダーに加工をしました。加工内容は、ATS車上子の変更と、配管の追加など細かな部分です。ATS車上子は、もとのものが簡素な造りでした(…

D51 146号機の工作‐⑥(KATO D51リニューアルモデルから)

先週、D51 146号機の作業の時間がとれたので、テンダーの加工を行いました。重油併燃タンク、増炭囲い、後部手すり、テンダー前照、蒸気暖房ホースの追加、吊掛式標識灯の取付けを行いました。 まずは重油併燃タンクです。長万部機関区時代のD51 146号機は重…

D51 146号機の工作‐⑤(KATO D51リニューアルモデルから)

ほぼ1週間ぶりの作業になりました。D51 146号機です。前回デフの取り付けを行いましたらだいぶ北海道の蒸気機関車らしいD51 146号機の顔が出来てきましたので、なんとなくナンバープレートを取付てみたくなり、取付しました。 ナンバープレートはレボリュー…

D51 146号機の工作‐④(KATO D51リニューアルモデルから)

D51 146号機の加工です。今週も少しですが進めました。公式側速度検出装置と、非公式側のタコメーター用速度検出計の取り付け。それと、前方の煙室を一周する細い配管(手すり?)、切詰デフとデフ手すりの取り付け、前面の手すりの取り付けを行いました。 …

D51 146号機の工作‐③(KATO D51リニューアルモデルから)

D51 146号機のディテールアップ、9月中に少し進めました。 今回は、キャブ周りの雨樋・手摺関係の変更、キャブ上の吊り金具設置、キャブ下の空気分配弁を耐寒型に変更、公式側のランボード沿いの蒸気暖房管の設置、逆転棒のカバー設置、逆止弁を耐寒型に変更…

D51戦時型 (D51 1017)のディテールアップ工作-⑩

D51戦時型 (D51 1017号機)の車高下げ・モーター換装作業です。今日はモーター通電の調整を行いました。 前回、マスキングテープで銅線をダイキャストに貼っていたのですが、通電が途切れる場合があったので、導電性の薄型アルミテープで銅線をダイキャストに…

D51 320 非公式側タコメーター用速度検出計取付

D51 320です。先週、公式側の速度検出装置を取り付けましたが、今度は逆側・非公式側のタコメーター用の速度検出計の配管を施しました。 前から見ると、前のままのD51 320ですが、今回は非公式側キャブの前から給水ポンプ下あたりを見ると・・・。 これがタ…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-⑨

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップはモーター換装という段階にきています。先週、作業をする時間があったので、ついに手を付けてみました。結果、まだ完成には至っていません。 モーターは、マイクロエースのモーター換装の定番ともいえる、Bトレイン…

D51 320号機 公式側・速度検出装置の取付

久しぶりにD51 320を取り出しました。先日入手したやえもんデザインの速度検出装置を取り付けるためです。 この速度検出装置。形状がすごくいいです。先日D51戦時型に取り付けた自作の速度検出装置まがいのものとは大違いです。さすがです。 残念なことに、D…

定刻通りの日常

我が家には車が1台しかありません。家族が車を使う日が多いので、夏場、だいたい週の半分は自転車で通勤しています。職場まで片道8km。職場の近くで山線と呼ばれた函館本線を跨ぐ橋を通ります。 昔は急行列車が数多く通ったこの線路。今やこの線路はローカル…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-⑧

週末、1時間だけ時間ができたので、D51 1017の機炭間の短縮を行いました。ドローバーを切り詰めるだけの簡単な作業でしたが、見た感じの効果は素晴らしいです。 下は短縮前後の写真です。それぞれ上が短縮前、下が短縮後です。 ドローバーを切り詰める長さは…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-⑦

D51 1017は、現在車高下げ・モーター換装の途中です。モーターはまだ手元にありませんので、作業はしていません。その間、先日の作業で取れてしまったいくつかの配管類をもう一回付け直して、正面のD51 1017のナンバーを再び作成して貼り付け、一旦組んでみ…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-⑥

さて、先週からついに、D51戦時型(D51 1017の番号を付けています)の車高下げの作業を開始してしまいました。マイクロエースの蒸気機関車の車高下げは今や色々なサイトで紹介されていますが、やはり中でもオリジナルの「Nゲージ蒸気機関車」サイトは本当に…

D51 146号機の工作‐②(KATO D51リニューアルモデルから)

D51標準型をD51 146にすべく作業を本当に少しだけ進めました。昨日は主に市販パーツの取付です。 D51 146は典型的な北海道型のD51。しかし開放型のキャブです。まずはそのキャブ周辺から。旋回窓を運転席側のみに取付。タブレットキャッチャーの取付、バタフ…

D51 146号機の工作‐①(KATO D51リニューアルモデルから)

さて、まだD51 1017号機の工作も終わっていないのに、次のディテールアップの話です。次もD51になってしまいました。今度はKATOのD51標準型(しかもリニューアル版)を中古で破格で入手できました。中古で潅水清浄装置のパーツが欠損していましたが、私が作…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-⑤

先日動力を付けて写真を載せたD51 1017にディテールの追加をしました。 今週追加したのは、真鍮線と銀河モデルのパーツの切れ端で作ったキャブ下の配管類(二子三方コックや空気分配弁はパーツが高いので自作)。それとランボード上のオイルポンプ箱、そして…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-④

引き続き、D51戦時型( D51 1017 )を作っています。その後、デフの取り付けと、テンダーの加工をしました。テンダーは、ステップ・耐寒カバーのついた前照灯の取り付け(両方とも銀河モデル製)と、重油併燃タンクの加工をしました。重油併燃タンクは、実機…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-③

D51戦時型(D51 1017)をマイクロエースのD51から制作しています。夏の仕事の忙しさで17日の間ブログの更新ができずにいました。なにせ週1日しかやすみがありません。子供たちも夏休みなので、休みの日は一緒に遊びたいし。1017号の工作のほうもなかなか進み…

北海道ワイン 小樽醸造所の59614

昨日に引き続き、北海道ワインの小樽醸造所に静態保存されているもう1機、59614の紹介です。 D51よりもレトロ感があるスタイルの大正の名機9600型です。9600は本当に各機番によって個性的です。 近所にいる79615は重厚な重装備ですが、今回見た59614は割とシ…

北海道ワイン 小樽醸造所のD51 286号機

小樽市の国道393号線沿いにある、北海道ワインの小樽醸造所のそばの広い駐車場(ワインの丘公園とあります。)に静態保存されている密閉キャブの北海道型D51 286号機の写真を撮ってきました。 D51 286とともに59614号機や、スハフ44、2両(スハフ44 6、7)も…

D51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作-②

少しずつ進めているD51戦時型(D51 1017)のディテールアップ工作です。なかなかまとまった時間が取れないので、週に1度2時間くらいしか作業できません。 完成はいつになることやら。 今回は、製品ではランボード上に付いている油ポンプ箱をランボード下に移設…

大正~昭和の面影。レトロな駅舎が残る「幌似鉄道記念公園」

先日、通りがかりに旧岩内線、共和町にある「幌似鉄道記念公園」に立ち寄ってみました。何回かこの横を通ったことはあるのですが、立ち寄ったのは初めてでした。木造駅舎がなんともレトロでいい感じす。 この駅の開業は岩内線開通から7年後の1919年12月5日と…

2つ目ならぬ片目の79615の写真を。

札幌のサッポロビール園に静態保存されていた9600(9643号)が数年前にニセコ町に来ているのですが、まだ一度も見に行っていません。先日展示してあるニセコ駅に行く用事があったので、見られるだろうかと期待していたのですが、まだブルーシートに覆われて…