Antiquity in my Closet

我が子と近所に保存してある機関車をみていたら、幼少の頃父に買ってもらった鉄道模型を思い出し、40過ぎから模型工作を始めてみました。「鉄ちゃん」のイメージから、なんとなく家族には言えず、押入れの中にひっそりと・・・幼少のころ父とみた古の機関車の記憶。

D51 146号機の工作‐⑧(KATO D51リニューアルモデルから)

D51 146号機、先日ついに塗装を行いました。
KATOのD51標準型から製作したD51 146号機蒸気機関車(現役時代)。仕上がりはこんな感じです。

D51 146号機 蒸気機関車-1

D51 146号機 蒸気機関車-2

D51 146号機 蒸気機関車-3

D51 146号機 蒸気機関車-4

 ここで、D51 146号機 はどんな経歴の蒸気機関車だったのかを簡単に書きます。
D51 146号機は、1938年日本車輛名古屋工場で製造されました。完成後北海道に配属され、追分機関区に配置されました。1944年から長万部機関区に移動し、1973年まで30年近く長万部機関区に所属しました。

末期は小樽築港機関区に数か月居たのち、1975年12月まで岩見沢第一機関区で過ごし、この蒸気機関車は廃車となります。

D51 146は廃車と同時に静岡市駿府城内の青少年会館で静態保存されます。2004年、この青少年会館の閉館に伴い、城北公園に移設、2013年老朽化のため解体と報道されましたが、色々あったのち2015年、栃木県真岡市が静岡市から無償で譲渡を受け、真岡駅構内のSLキューロク館にて保存となりました。2017年からは圧縮空気で自走させる動態展示に切り替えられ、活躍しています。

sl-96kan.com

SLキューロク館では、D51 146の他に、49671もいて、2台とも圧縮空気での自走ができます。いつか見てみたいですね。

D51 146号機 蒸気機関車-5

D51 146号機 蒸気機関車-7

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さて模型の話に戻ります。

塗料はいさみやのカラープライマーを使用しました。

エアブラシを使っての塗装は初めてでしたのでいまいち吹き方が分からず、また、高価なエアブラシは買えなかったので、充電式のチャイナ製のエアブラシを使用したため・・・ということもあるのでしょうか、結果・・・・失敗ですね。色むらが出来てたり、塗れてない箇所があったりと残念な仕上がりです。

 

それでも、私の下手な筆塗よりは少しましでしょうか。
撮影にあたっては正直に申しますと少しウエザリングパウダーを塗ってごまかしました。

これでほぼ完成です。
ほぼというのは、例えば、「架線注意」マークだったりと、こまごまとした装飾をする可能性があるので、まだ終わりにはしません。
とりあえず、形になりました。

長万部機関区時代、僚機だったD51 320号機とD51 146号機。模型での再会です。

D51 146 と D51 320

D51 146 と D51 320-2
写真で見るとナンバープレートの大きさがだいぶ違います。D51 146の方はレボリューションファクトリーのかなり古い製品。旧KATOのD51にフィットする仕様でしょう。

D51 320のナンバーはKATOの純正品です。レボリューションファクトリーのD51 146と同じシリーズのナンバーで320号機のものを入手したのですが、実機の写真を見るとスケール的にはKATOのほうが正解のようなので、純正のままにしています。

よりディテールを追求するならば、KitcheNさんにオーダーメイドのナンバープレートD51 146と320の両方を作ってもらう方法はありますが、これ以上予算も無いので今はやめておきます。

KATO Nゲージ D51 北海道形 2016-3 鉄道模型 蒸気機関車

KATO Nゲージ D51 北海道形 2016-3 鉄道模型 蒸気機関車