D51 953。
近くのまちの豊浦町の中央公民館前広場に静態保存してある蒸気機関車です。
1942年、汽車製造・大阪工場製のD51ですが、配置は胆振線の前身、当時私鉄だった胆振縦貫鉄道(1947年に国有化。胆振線となる。)となりました。
その当時の機番もD51 04ということでしたが、国有化時にD51 953に改番。伊達紋別配置となったようです。
その後は伊達、旭川、岩見沢と移動し、1976年廃車となりました。
この機の煙突は燃焼効率を上げるため導入されたギースル・エジェクタ型です。
写真は、子供たちが公園で遊んでいる隙に撮ったもの。この保存蒸気機関車は柵があるので間近に行けないのとキャブに入れないため、子供たちはあまり関心がなさそうでした。子供にとって汽車は乗れてナンボです。