Antiquity in my Closet

我が子と近所に保存してある機関車をみていたら、幼少の頃父に買ってもらった鉄道模型を思い出し、40過ぎから模型工作を始めてみました。「鉄ちゃん」のイメージから、なんとなく家族には言えず、押入れの中にひっそりと・・・幼少のころ父とみた古の機関車の記憶。

潮風香る街・豊浦町のD51 953

D51 953。

近くのまちの豊浦町の中央公民館前広場に静態保存してある蒸気機関車です。

D51 953

1942年、汽車製造・大阪工場製のD51ですが、配置は胆振線の前身、当時私鉄だった胆振縦貫鉄道(1947年に国有化。胆振線となる。)となりました。
その当時の機番もD51 04ということでしたが、国有化時にD51 953に改番。伊達紋別配置となったようです。
その後は伊達、旭川岩見沢と移動し、1976年廃車となりました。
この機の煙突は燃焼効率を上げるため導入されたギースル・エジェクタ型です。

D51 953 -2

D51 953 -3

D51 953 -4

写真は、子供たちが公園で遊んでいる隙に撮ったもの。この保存蒸気機関車は柵があるので間近に行けないのとキャブに入れないため、子供たちはあまり関心がなさそうでした。子供にとって汽車は乗れてナンボです。