さて、まだD51 1017号機の工作も終わっていないのに、次のディテールアップの話です。次もD51になってしまいました。
今度はKATOのD51標準型(しかもリニューアル版)を中古で破格で入手できました。中古で潅水清浄装置のパーツが欠損していましたが、私が作りたい道内機にはどうせ使わないので問題ありません。ケースの中のプラの押さえ枠が無かったのも安かった理由です。
これをベースに現役時代、道内で活躍し、まだ健在のD51 146の工作をしてみようと思います。
D51 146は、真岡鉄道SLキューロク館の状態の良い保存機として有名です。この機も私の故郷の長万部機関区時代が長く、1944年~1973年迄、現役時代のほとんどを長万部で過ごした機関車です。
D51146は、密閉キャブではなく開放キャブの標準的なD51です。D51標準型をD51北海道型に仕立てるには、多分KATOのD51北海道型のボイラー部分をそっくり移設するのが楽なのでしょうし、所有するD51北海道型と整合性がとれて一番良い方法と思いますが、D51北海道型はお値段がお高く手が出ません。ましてや部品取りになど贅沢はできませんし。
パーツを足したり自力で配管したりして、これから現役時代ののD51 146を作っていきます。保存機のD51 146ではなく現役時代を目指します。
写真は未加工(発電機からキャブ上に出ている配管を除去し、シンダー除けだけ付けた状態です。)のD51標準型。さすがリニューアルKATO。これだけでもディテールがすごい。マイクロエースの機関車は気軽に手を出せるのですが、ディテールアップのつもりがディテールダウンになってしまわないように・・・。リニューアルKATOの工作はプレッシャーを感じます。