Antiquity in my Closet

我が子と近所に保存してある機関車をみていたら、幼少の頃父に買ってもらった鉄道模型を思い出し、40過ぎから模型工作を始めてみました。「鉄ちゃん」のイメージから、なんとなく家族には言えず、押入れの中にひっそりと・・・幼少のころ父とみた古の機関車の記憶。

C58 106号機 保存蒸気。5年ほど前の釧路にて。


2015年の4月、釧路に旅行した時に泊まった宿のすぐ近くの公園にあったC58 106号機。
そこは今の釧路駅から徒歩5分ほどの幸町公園。どうやらそこは旧釧路駅の構内だった場所だそうである。

C58106 蒸気機関車-1

幸町公園から続く配線跡

写真を整理していたら、数枚出てきた。
その時はまだ蒸気への思い入れが無い頃だったので写真は全然とっていなかったようだ。もう少し撮っていればよかったな。
北海道でも道東や道北には静態保存の蒸気機関車が結構ある。道南・道央より数が多い。機関車を巡る旅もいいかもしれない。

C58106 蒸気機関車-4

C58106 蒸気機関車-2

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C58106 蒸気機関車-3

さて C58 106号機は、1939年に大阪で新製され、すぐに北海道に配置されたようだ。最初は室蘭に配置されたようだが、1943年には釧路に転属している。以降、1972年に廃車になるまでずっと釧路にいて、根室本線釧網本線で活躍した機関車。1954年にはお召列車も牽いている。
北海道の蒸気の定番ともいえる副灯、2つ付いている先端のコの字手すり、左右のデフにまたがる大きなデフつらら落としステー(静態保存の今はこれは無し。)などが装備された特徴的な機関車。
余裕があったら、この機関車も模型化してみたいけど、道東勢にはまだまだ手がだせないかな・・・。
また釧路に行く機会があったら、今度はもう少したくさん写真を撮ろう。